結論から言うと、私は節約できています。
薪ストーブで節約
私の家では、自宅を建てた時に薪ストーブを導入し、
7年ほど使用していますが、この7年間薪ストーブ以外の暖房器具は使用していません。
一台の薪ストーブで家全体を温めています。
ストックしてある薪を燃やしているので、今シーズンの暖房代は0円です。
さらには薪ストーブが発する熱で、お湯を沸かし煮込み料理等も作るので、電気代やガス代の節約にもなっています。
節約のハードルは高い
現に私が薪ストーブを使って暖房代を節約できているので、不可能な話では無いですがハードルは高いです。
薪ストーブを使う上で一番大変なのは薪の用意をすることです。
薪を用意する手段は、販売店で購入するか自力で調達するかになってきますが、
購入していては他の暖房器具にかかるコストよりも高くついてしまいます。
ですので、節約するならば自力調達の一択です。
自力調達の難しさ
薪の自力調達となると、薪の材料になる木を入手し自分で作るというのが一般的です。
自分で薪を作ることによって購入するよりも費用をぐっと抑えることが出来ます。
費用をかけずに材料を入手する方法としては、薪の材料となる木を購入するのではなく、不要になった伐採木を貰うことです。
伐採木の処分も費用がかかりますので、伐採木の所有者が無料で引き取ってくれる方を探している場合があります。
こういった方から貰うことが出来れば材料代は0円で済みますが、継続的かつ大量に貰うというのは困難です。
伐採業者や山林所有者等と繋がりが無ければ、通常は不可能でしょう。
暖房を薪ストーブだけで生活するとなると、本当に大量の薪が必要になります。
我が家の場合だと、ワンシーズンで軽トラック6台〜7台分くらいでしょうか。その年の寒さや自宅に滞在する期間で使用する量は変わってきますが、そのくらいは使っていると思います。
この量を仮に全て購入するとなると、私の住んでる地域の平均的な販売価格で、ワンシーズンの薪代は15万円以上になりそうです。
また、木の種類によっても薪に適しているものと、そうでないものがあります。
そこで、適した種類のものだけ集めるとなると尚更ハードルは上がります。薪に適した種類は広葉樹、ナラやクヌギ等です。
薪作りに必要な道具は木を切るチェンソー、薪を割るための斧や薪割り機、自分で材料の木や薪を運ぶとなると軽トラックのような車も必要になります。
うまく材料を入手することができても、薪作りはかなりの重労働です。木を切る、薪を割るなど体力が必要です。中でも材料となる木を山から運び出す作業が私は一番キツいです。
重機があれば運び出すのも楽ですが、一般人はまず持っていませんので、、
そして、乾燥した薪でないと使えないので、出来上がるまでに時間もかかります。
我が家の場合ですと、今シーズン燃やしているものは主に一年以上乾燥させた薪です。
ですので、乾燥させるための薪置き場も必要になります。雨ざらしの状態で薪を置いておくと腐って朽ちるなど薪の質が悪くなるので、置き場所には雨がしのげる屋根が必要です。
屋根の下で置く場所がない場合は、市販の屋根付き薪ラックを使用する方法、または材料と工具を揃えて自作する方法もあります。
毎日薪を燃やすとなると、大量に薪が必要になるので小スペースでは置ききれません。
これらの問題をすべてクリアしての自力調達節約です。
設備投資にかかる費用
薪となる材料を自給自足できるにしても、どうしても最初に設備投資で費用がかかります。
薪ストーブ本体、煙突、遮熱壁等の設置
我が家の場合ですとそれらで100万円程度はかかっています。
薪ストーブの種類も様々なので、どういったものを選ぶかによって費用は変わります。
また、先ほど必要になるといった道具類(チェンソー、斧、薪割り機、軽トラック等)がありますが、それら一式でも結構な費用がかかります。
値の張る良い道具を揃える、新車の軽トラックを買うなどした場合は100万超えになります。
費用を抑える為には、道具は安いもので揃える、軽トラック等は必要な時だけ借りる等が必要です。薪割り機などもレンタルしているお店があるので、短期間で借りて一気に薪割りすればコストパフォーマンスは良いです。
薪ストーブを維持するのにかかる費用
部品の交換や煙突掃除の費用がかかります。
煙突掃除は薪ストーブの使用状況にもよりますが、定期的な掃除が必要と言われています。
上手に薪ストーブを使うことができれば掃除の頻度は少なくなり費用も抑えられますが、使い方が悪いと掃除の頻度が上がり費用がかさみます。
煙突掃除も道具を用意し、自分で行うことで費用を抑えることができますが、私はプロに頼んでいます。屋根に登っての作業は危険を伴うので自分ではやりません。
屋根から落ちてケガをした時のことを考えると、かえって高くつくからです。
ちなみに、我が家の場合、プロに煙突掃除を頼んだ場合の費用は一回2万円以下です。
掃除は最初のころは毎年行っていましたが、最近は掃除を行わない年もあります。
乾燥していない薪を使った場合、煙突掃除の頻度もあがります。
使用している内に煙突がつまってしまうので年2回以上掃除したなんて話も聞きます。
煙突掃除の費用を考えると、乾燥した薪を使うのがベストです。
まとめ
使用環境にもよりますが長期的に見た場合、薪を自力調達できるのなら、設備投資費用や維持費がかかっても他の暖房器具を使い続けるより節約になると思います。
我が家では、暖房代を節約する為に薪ストーブを導入したわけでは無いのですが、結果的には節約につながりました。
その理由は、やはり薪を全く買わずに自己調達できているからです。
そのハードルの高さゆえに、いつまで自己調達できるかは分かりませんが可能な限りは続けていきたいです。
